[MTG]スタン そろそろ真面目に紛争デッキを考える
2017年2月8日 スタンダードここ最近(特にオリジン辺りから)のセットの作り方から察するに決定的なパーツはアモンケット以降のセットに散らばるから今は大したものが作れないと思う。
(調査デッキが《機械化製法》という勝ち手段を貰ったように。)
折角なので紛争したい。
■紛争というメカニズムの解釈
同一ターン中に「あなたがコントロールするパーマネント」が「戦場を離れていた場合」誘発する能力。
・場を離れるパーマネントのオーナーで無くても良い
・死亡や破壊に限らず追放でも誘発する
デッキを考える上で特にこの2点は特に抑えておくべきだろう。
■紛争の色
現状だと白、緑、黒のアブザンカラーしか持ち合わせていない。
しかし相手のコントロールを奪うカードは赤と青。見事に噛み合ってない。
■紛争の特徴
注意しなければいけないのは「紛争が起こせなかった場合の弱さ」である。
基本的にシナジー前提のカードは専用構築しないと並以下。
紛争出来ない紛争持ちのクリーチャーはリミテ級、エンチャントは白紙同然。
紛争自体はインスタントタイミングで起こせるが、準備はソーサリータイミングでしか行えないのが欠点。しかも基本アド損。
その手間を埋めるように構築は気をつけなければいけない。
■紛争と相性の良いカード
自己消滅が可能なカードであれば何でも良い。
《枷外れな成長》、《改革派の地図》、《テラリオン》などはCMC1と軽く、ターンの進行を阻害せずに紛争の達成を助けるうえにドロー強化も行える。
なので構築はこれらから始まる事になる。
《枷外れな成長》を使うのでファーストカラーは緑で決定。
■紛争持ち(期待値はそれぞれ×、△、○で表記)
×《急降下飛行士》 3WW 4/3飛行 紛争:ETBで5点ゲイン
・5t目のアクションとしては弱い。
×《結束への呼びかけ》 3WW 結束カウンター分自軍クリーチャーが+1/+1修正 紛争:あなたの終了ステップ開始時に結束カウンターを1個得る
・相手の終了ステップでもカウンターが増えれば及第点だった。遅い。
△《精緻会の改革派》 1W 2/2 紛争:ETBで1/1の霊気装置トークンを生成
・2/2と1/1のバニラが並ぶだけだが比較的マシな部類。
×《銛撃ちの名手》 2W 2/2 紛争:ETBで対戦相手のタップ状態のクリーチャー1体破壊
・条件が厳しい割に本体が熊。除去は他に任せた方が良い。
△《稼働停止》 2W インスタント アーティファクト1つかエンチャント1つ破壊 紛争:3点ゲイン
・《人工物への興味》より1点多くゲイン出来るが条件付きに。何故なのか。
○《生真面目な補充兵》 1WW 2/2二段攻撃 紛争:あなたの終了ステップの開始時に+1/+1カウンターを1つ置く
・白の定番3マナ2/2二段攻撃が今回は条件付きで強化。
○《致命的な一押し》 B インスタント CMC2以下のクリーチャー1体破壊
紛争:CMC2以下→CMC4以下に
・間違いなく最強の紛争持ち。紛争デッキはこれをより強力に撃つ為にあると思っていいレベル。
×《夜市の飛空士》 3B 2/2飛行 紛争:追加で+1/+1カウンターが1個置かれて着地
・紛争達成してようやく及第点な時点でお察し。3マナならまだマシだった。
○《復讐に燃えた反逆者》 2B 3/2 紛争:対戦相手のコントロールするクリーチャー1体に-3/-3
・達成条件が緩和された《不毛の地の絞殺者》。強い。
△《僧帽地帯からの援軍》 3GG エンチャント 紛争:あなたの終了ステップにライブラリートップを公開、パーマネントなら場へ出しても良い、それ以外ならボトムへ送ってもよい。
・紛争しないと白紙。継続的に紛争出来るならアド損を帳消しにするカード。紛争連鎖出来れば上出来だが重い。
○《緑輪地区の解放者》 1G 2/1 紛争:追加で+1/+1カウンターが2個置かれた状態で着地
・紛争達成で2マナ4/3。コスパが良い。紛争出来ずとも2/1と及第点。
○《隠れた薬草医》 1G 2/2 紛争:ETBでGGを生む
・紛争版《炎樹族の使者》ただし緑だけ。フリースペルみたいなものなので序盤の展開力を底上げ出来る。
○《造命物騎兵》 4G 4/4トランプル 紛争:追加で+1/+1カウンターが2個置かれて着地。
・紛争しなくても及第点、紛争すると良レシオ。悪くはない。
○《ナーナムの改革派》 G 1/2接死 紛争:追加で+1/+1カウンターが1個置かれて着地。
・紛争しなくても良クリーチャー、紛争するとちょっと強い。紛争TOP5に入るレベル。
○《絹織りの精鋭》 2G 2/2到達 紛争:ETBで1ドロー
・紛争時のアド損を帳消しに出来る。クリーチャーとしては普通。フライヤー止めれるだけマシ。
△《秘密の備蓄品》 WB エンチャント 1、クリーチャー1体生贄:占術1
紛争:あなたの終了ステップの開始時1/1の霊気装置トークンを1体生成。
・唯一自己完結してるエンチャント。色拘束の強さと効果の強さが今ひとつ釣り合ってない気がする。
○《改革派の結集者》 1GW 3/2 紛争:ETBでCMC2以下のパーマネントを自分の墓地から場に戻せる
・3マナ3/2で及第点、紛争時はCMC2以下のパーマネントがリアニ出来る。土地でもアーティファクトでもティボルトでも良い。
■結論
紛争持ちがそんなに無いのに紛争達成したくなるようなカードとなると更に減少。
その為に紛争達成する為の微妙なカードに枠を割かなければならず、紛争をメインに扱うなら最低でも3色以上ときた。
デッキは組めるけどいくらなんでも紛争持ちの殆どが弱すぎる。
アイディアは良いと思うだけに残念。
果たして私は紛争デッキを発明けるのか!?
近い内にチャレンジしてみます。
(調査デッキが《機械化製法》という勝ち手段を貰ったように。)
折角なので紛争したい。
■紛争というメカニズムの解釈
同一ターン中に「あなたがコントロールするパーマネント」が「戦場を離れていた場合」誘発する能力。
・場を離れるパーマネントのオーナーで無くても良い
・死亡や破壊に限らず追放でも誘発する
デッキを考える上で特にこの2点は特に抑えておくべきだろう。
■紛争の色
現状だと白、緑、黒のアブザンカラーしか持ち合わせていない。
しかし相手のコントロールを奪うカードは赤と青。見事に噛み合ってない。
■紛争の特徴
注意しなければいけないのは「紛争が起こせなかった場合の弱さ」である。
基本的にシナジー前提のカードは専用構築しないと並以下。
紛争出来ない紛争持ちのクリーチャーはリミテ級、エンチャントは白紙同然。
紛争自体はインスタントタイミングで起こせるが、準備はソーサリータイミングでしか行えないのが欠点。しかも基本アド損。
その手間を埋めるように構築は気をつけなければいけない。
■紛争と相性の良いカード
自己消滅が可能なカードであれば何でも良い。
《枷外れな成長》、《改革派の地図》、《テラリオン》などはCMC1と軽く、ターンの進行を阻害せずに紛争の達成を助けるうえにドロー強化も行える。
なので構築はこれらから始まる事になる。
《枷外れな成長》を使うのでファーストカラーは緑で決定。
■紛争持ち(期待値はそれぞれ×、△、○で表記)
×《急降下飛行士》 3WW 4/3飛行 紛争:ETBで5点ゲイン
・5t目のアクションとしては弱い。
×《結束への呼びかけ》 3WW 結束カウンター分自軍クリーチャーが+1/+1修正 紛争:あなたの終了ステップ開始時に結束カウンターを1個得る
・相手の終了ステップでもカウンターが増えれば及第点だった。遅い。
△《精緻会の改革派》 1W 2/2 紛争:ETBで1/1の霊気装置トークンを生成
・2/2と1/1のバニラが並ぶだけだが比較的マシな部類。
×《銛撃ちの名手》 2W 2/2 紛争:ETBで対戦相手のタップ状態のクリーチャー1体破壊
・条件が厳しい割に本体が熊。除去は他に任せた方が良い。
△《稼働停止》 2W インスタント アーティファクト1つかエンチャント1つ破壊 紛争:3点ゲイン
・《人工物への興味》より1点多くゲイン出来るが条件付きに。何故なのか。
○《生真面目な補充兵》 1WW 2/2二段攻撃 紛争:あなたの終了ステップの開始時に+1/+1カウンターを1つ置く
・白の定番3マナ2/2二段攻撃が今回は条件付きで強化。
○《致命的な一押し》 B インスタント CMC2以下のクリーチャー1体破壊
紛争:CMC2以下→CMC4以下に
・間違いなく最強の紛争持ち。紛争デッキはこれをより強力に撃つ為にあると思っていいレベル。
×《夜市の飛空士》 3B 2/2飛行 紛争:追加で+1/+1カウンターが1個置かれて着地
・紛争達成してようやく及第点な時点でお察し。3マナならまだマシだった。
○《復讐に燃えた反逆者》 2B 3/2 紛争:対戦相手のコントロールするクリーチャー1体に-3/-3
・達成条件が緩和された《不毛の地の絞殺者》。強い。
△《僧帽地帯からの援軍》 3GG エンチャント 紛争:あなたの終了ステップにライブラリートップを公開、パーマネントなら場へ出しても良い、それ以外ならボトムへ送ってもよい。
・紛争しないと白紙。継続的に紛争出来るならアド損を帳消しにするカード。紛争連鎖出来れば上出来だが重い。
○《緑輪地区の解放者》 1G 2/1 紛争:追加で+1/+1カウンターが2個置かれた状態で着地
・紛争達成で2マナ4/3。コスパが良い。紛争出来ずとも2/1と及第点。
○《隠れた薬草医》 1G 2/2 紛争:ETBでGGを生む
・紛争版《炎樹族の使者》ただし緑だけ。フリースペルみたいなものなので序盤の展開力を底上げ出来る。
○《造命物騎兵》 4G 4/4トランプル 紛争:追加で+1/+1カウンターが2個置かれて着地。
・紛争しなくても及第点、紛争すると良レシオ。悪くはない。
○《ナーナムの改革派》 G 1/2接死 紛争:追加で+1/+1カウンターが1個置かれて着地。
・紛争しなくても良クリーチャー、紛争するとちょっと強い。紛争TOP5に入るレベル。
○《絹織りの精鋭》 2G 2/2到達 紛争:ETBで1ドロー
・紛争時のアド損を帳消しに出来る。クリーチャーとしては普通。フライヤー止めれるだけマシ。
△《秘密の備蓄品》 WB エンチャント 1、クリーチャー1体生贄:占術1
紛争:あなたの終了ステップの開始時1/1の霊気装置トークンを1体生成。
・唯一自己完結してるエンチャント。色拘束の強さと効果の強さが今ひとつ釣り合ってない気がする。
○《改革派の結集者》 1GW 3/2 紛争:ETBでCMC2以下のパーマネントを自分の墓地から場に戻せる
・3マナ3/2で及第点、紛争時はCMC2以下のパーマネントがリアニ出来る。土地でもアーティファクトでもティボルトでも良い。
■結論
紛争持ちがそんなに無いのに紛争達成したくなるようなカードとなると更に減少。
その為に紛争達成する為の微妙なカードに枠を割かなければならず、紛争をメインに扱うなら最低でも3色以上ときた。
デッキは組めるけどいくらなんでも紛争持ちの殆どが弱すぎる。
アイディアは良いと思うだけに残念。
果たして私は紛争デッキを発明けるのか!?
近い内にチャレンジしてみます。
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