30年も生きてるのだから、そろそろ番付出来るくらいになっただろうなのでベスト10を考える。
アニメ編と銘打ったけど続くのかは気分次第。
選抜基準は「魂を揺さぶられた事があるかどうか」です。
超曖昧だけど大事よコレ。


10位・・・「NHKにようこそ」
原作小説は未読。
マンガ版は全巻買った。
アニメ版はかなりマイルド。マンガ版は救いがない。
主人公は引きこもり。ヒロインはストーカー。
そんな佐藤君と岬ちゃんのラブ(?)ストーリー。一応恋愛になるのか。
コミカルに話が進んでくので飽きることなく見れるからアニメとしては良い出来だと思う。
ただ結末だけは結構不満。理由は全員ハッピーになってしまうから。
結末に関してだけはマンガ版をオススメしたい。小説版が一番良いらしいけど。
NHKにようこそ入門としてならアニメ版は良いです。
因みにN(日本)H(ひきこもり)K(協会)の略で実際のNHKとは何の関係もありません。
もしマンガ版を忠実にアニメ化してたらもっと順位上がってたなぁ。本当に残念。


9位・・・「物語シリーズ」
ハマッたのはここ数年の話だし、原作である小説も読んでないけどアニメ部門なのでこの際よしとする。
どこが好きなのかと言われたら、「風呂敷の広げ方」なのかなぁ。
キャラもそれぞれ個性的で、ちゃんと1人1人に焦点を当てた作りになってるのも良い。
登場する人物自体はそんなに多くないけど、それらをしっかり広げて「紡いで話を作っている」感じがしてとても好感が持てる。


8位・・・「新世紀エヴァンゲリオン」
TVシリーズと劇場版に限る。新劇場版は含まない。
95年当時にしてはとにかくよく動いたアニメで、アニメでありながら「間」をうまく使って行間を読ませるような作りに強く惹かれた。これが新劇場版を含まない理由。
風呂敷を広げすぎて収拾つかなくなった感は否めないし、実際そうだけど、それでもアニメで社会現象を巻き起こしたのは凄い事だと思う。
テレ東アニメなので岩手だと劇場版に合わせて97年に放映された。
14才の少年少女が命を懸けて戦うというのも、年代的に惹かれた理由だろうか。


7位・・・「人造昆虫カブトボーグ VxV」
カブトボーグという玩具の販促アニメ。
内容はかなりの反則アニメ。
第一話は大きな大会の最終決戦。
主人公の説明すらないまま話がどんどん進んでいく。登場人物全員「コイツ誰なんだ」状態。
いきなり主人公らしき少年が悪の親玉らしき人物をカブトムシ型の玩具で打ち倒すのだ。
そして販促アニメでありながらカブトボーグそのものの説明もない。
しかも度々特殊ルールが追加されてくが、その説明は当然ないのでサッパリとルールがわからない。
度々回想シーンも入るが、その話自体やってないので一体何の回想なのかわからない。
そもそも最初に回想が入るのは2話目。
なんか友情の思い出みたいな回想が入ってもそいつが誰なのかもわからない。
気付いたら友達が1人増えている。
次回予告はするが、次の回は全然違う話をやっている。
更に前回のあらすじも全く知らない話をしている。
ボーグバトルで決着がつく前に精神攻撃で打ちのめしてる。
毎回変わる使い捨てヒロイン。
カブトボーグという玩具の販促アニメなのに戦争やテロに使われるカブトボーグ。
犯罪行為を堂々と行う主人公。
これ以外にもまだまだ沢山あるが、書ききれない。
ここまでツッコミ所が多すぎてツッコミが追いつかないアニメは類を見ないってくらい笑わせにきてる。
しかしギャグアニメではない。カブトボーグを通じた友情と熱血の物語だ。
だからこそ余計に面白い。
そして凄い事に1年アニメである。内容はほぼ毎回最終回。
そしてボーグバトルやカブトボーグに関しては最後まで一切説明が無い。
本当に販促アニメなのだろうか。反則アニメなのは間違いないのだが。
一度全話見たが、DVD-BOXが売ってたら本気で欲しいと思うくらいの迷作。


6位・・・「天元突破グレンラガン」
ロボットアニメ。
マジで泣いたロボットアニメは現在これだけ。
いや、ロボットアニメに限らずアニメで泣くなんて滅多に無いんだけどね。
凄い王道でベッタベタなのに、それでもどんどん引き込まれるのはなんだろう。
もうとことんまで貫いてるのがかえって良いのかもしれない。
ロボットアニメだけど、別にロボットがカッコイイわけでもないの。
話の持っていきかたがうまいんだろうなぁ。
あと名言が多いってのもあるんかな。
本当に良く出来たアニメ。
「キルラキル」も良くできてたし大好きだけどグレンラガンには及ばず。


5位・・・「海がきこえる」
数あるジブリ作品の中で、ナウシカでも魔女宅でもラピュタでもなく、この「海がきこえる」を推したい。
舞台は高知。高校生の恋愛アニメだ。
好きなところはリアルな心理描写。
未成年だけど煙草吸うし、酒も飲む。でも田舎の若者なんて実際そんなもんだよね。
一番の見所は「告白をしない」点。
主人公がヒロインを好きになるし、その想いを心の中で呟くシーンはあるけど、最後まで告白しないまま物語は終わってしまう。
そう、これですよ。このリアルさ。
「好きだけど、その想いを口に出来ない怖さ」をよく描写してる!
もしフラれたらどうなる?ギクシャクしてしまうのは間違いない。
最悪友達ですらいられないかもしれない。
でもこの「好き」という気持ちは伝えたい。
このもどかしい感じに心を強くつかまれた。


4位・・・「AKIRA」
スチームパンクな舞台で起こる、主人公の金田とその友人テツオの物語。
初めて見たのは小学生の時。
ジブリやディズニーをよく見ていたので、よくわからないながらにもとにかく衝撃的だった。
グチャグチャだし暴力的だし人死にまくるし。
でも刺激的で魅力的だった。
何回も見ていくうちに、それが友情の話なんだなって理解できた。
色んなキャラ出てくるけど、嫌いだったり苦手だったりするキャラが一切居ないのが凄い。
後からマンガ版を読んでいつの間にか出てこなくなったジョーカーとサラッと死んだオババ様がちゃんと活躍しててちょっとショックだったw
(アニメ化した時点でマンガが完結してなかったのが理由だったかな?)


3位・・・「機動戦士ガンダム~逆襲のシャア~」
実は初代より先に見たのは逆シャア。
ガンダムにハマッたキッカケであり、個人的にベスト・オブ・ガンダム。
もう何十回と見てるけど、毎回楽しんで見れる。
最初はMSがカッコイイ!から入ったけど、ガンダムのバックボーンを知るにつれてどんどん見方が変わってきた。
アムロとシャアの決着がつく話なので、時系列的にガンダム・オリジン、初代ガンダム、Zガンダム、逆襲のシャアと見るとよくわかると思います。
シャアがとにかくカッコいいんだ。


2位・・・「みつどもえ」
萌え系アニメにハマるなんてまさかまさか。
・・・そう思っていた時期が俺にもありました。
シングルもアルバムも買ってラジオも全部聞いた。
漫画も全部読んでる。アニメは半年に1回は通して見てる。
何でこんなに入れ込んでるのかわからないけど、どうしようもなく好きなんだ。
誰が雌豚と言おうとみっちゃんが一番好きです。


1位・・・「げんしけん」、「オタクのビデオ」
似たような作品なのでタイとさせていただきました。
「げんしけん」と「オタクのビデオ」は年を取れば取るほど見たくなる。
学生生活に憧れてる?オタク仲間に憧れてる?
どちらもかもしれない。
両作品を見てる間だけは昔ながらのオタク仲間との時間を共に出来るのだ。
一度だけマンガ描いてコミケで売った事がある(ありがたい事に完売でした。)し、リアル斑目みたいな友人と毎日のようにアニメやゲームについてアツく語ったりもしたもの。
でも年取るとそうもいかなくてね。全部思い出になってしまった。
そういう仲間欲しさにDNやってる節はある。MTGだけど。
好きなものはアツく語りたいし共有したい。
それがディープであればあるほど良い。良いものは良いのだ。
ここで斑目の名言を一つ。
「(オタクは)なろうと思ってなったもんじゃねぇから、やめることも出来ねぇよ。」


以上。
他にも良い作品は沢山あるけど、敢えて絞るとこんな感じ。
目と耳の両方で楽しめるアニメは良いものだ。
日本に生まれてよかったなぁと思えるくらいには。

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